石山駅から乗車したJR西日本の新快速は適度な混雑ぶり。
ほぼ満杯の乗客で埋まっていたが幸い空席をゲット。
昨夜の高速バス移動のせいか即、眠りに落ちた。
目覚めたら彦根駅。
次はJRの西日本と東海の結節点、米原駅だ。
乗り継いだ大垣行き普通列車も結構な乗客の数。
だが途中駅は降客ばかりで席がアッサリと空く。
もったいないことに30分弱で垂井駅に到着した。
駅の北口を出ると駅前に銅像が立っていた。
「竹中半兵衛重治公」
戦国時代きっての軍師と謳われた竹中半兵衛は天文13(1544)年、美濃国大御堂城の生まれと伝わる。
大御堂城は現在の岐阜県揖斐郡大野町にあった古城で、現在は跡地に八幡神社が立っている。
永禄10(1567)年頃、織田信長に仕えて以来の働きぶりは衆知の通りだ。
駅前から町役場の前を経て,垂井の街並みを散策する。
垂井は中山道六十九次中、日本橋側から数えて57番目の宿場町。
垂井宿は現在でも往時の雰囲気が比較的残っており、宿場の趣を堪能できる町だ。
どこをどう歩いたかも分からないまま、東海道本線の踏切を渡り国道21号線に出ると、御所野交差点に参道への案内看板が立っていた。
交差点から南宮大社の門前まで約700m強。
徒歩なら15分弱で到着する距離だ。
[旅行日:2016年12月10日]