掛川駅は二つある。
ひとつはJRの、もうひとつは第三セクター天竜浜名湖鉄道(天浜線)の。
三角屋根が印象的な天浜線の掛川駅舎はJR駅北口の西側に、こぢんまりといった感じで佇んでいる。
とはいえ開業は昭和10(1935)年と古く、既に80年近い歴史を有している。
駅舎に入ると意外に狭く、しかも通学する高校生で混雑していた。
そんな落ち着かない状況下で、様々なルートを組み合わせて運賃を計算してみる。
今回は天浜線の全線完乗が目的ではなく、また、今まで乗ったことのない遠州鉄道に一度ぐらいは乗っておきたい。
その結果「遠州鉄道・天浜線共通1日フリーきっぷ」を使うことに決めた。
天浜線の掛川⇔西鹿島と遠鉄線の西鹿島⇔新浜松が1300円で乗り放題というオトクなきっぷ。
これで行きは遠州森まで、帰りは遠江一宮から西鹿島を経由して新浜松へ行くことにする。
しかし、発車時刻ギリギリまで運賃を計算していたため、乗車した時には既に席が埋まっていて座れなかった。
[旅行日:2012年12月21日]