宮山駅14時30分発の相模線1481F電車は日曜の昼下がりとあってか、椅子は埋まっているが立ってる人もチラホラという適度な混み具合。
相模線は相模川に沿って走っている筈なのだが、その間に高速道路が立ち塞がり姿は見えない。
結構大規模な道路で、後で調べたら「首都圏連絡中央自動車道」というそう。
この名称だと耳に馴染みがなく「ん?」となるが、略称の「圏央道」だと聞き覚えがあるので「おー!」となる。
東北方面と東海方面を結ぶ長距離トラックは首都高を経由していたが、圏央道が完成すると都心を通る必要がなくなるため渋滞の緩和が期待されている。
その一方で大規模な建設工事による環境破壊の問題も喚起されたりして、必ずしもいいことばかりではない。
それにしても高速道路の高架橋はバカでかく威圧的で、すぐ下の地べたを走る相模線の地味で控え目な単線の線路とは対照的だ。
車窓に流れる郊外の風景を見ているうち、天気晴朗で暖かくもあり、ついウトウト。
相模線沿線には東名高速道路のサービスエリアで有名な海老名や、米軍基地のある厚木や座間といったおなじみの場所があるのだが、全く気が付くことなく通過していた。
(つづく)
[旅行日:2013年5月19日]
[旅行日:2013年5月19日]