改札を出て西口から外に出る。
真冬ならとっくに日が暮れているのだろうが、夏至も近い昨今、すっかり日も長くなって大助かり。
喜び勇んで大通りへ飛び出すも、どうやら喜んでばかりもいられないようだ。
どうにも雲行きが怪しく、いつ雨が降ってきてもおかしくない空模様である。
朝方は天気が良かったので、生憎と傘を持ちあわせていない。
長距離を歩く分は苦にならないのだが、雨だけは勘弁して欲しい。
御朱印帳や頂戴した資料が水に濡れて台無しになってしまう恐れがあるから。
いくら防水性を高めても水はどんな場所からでも進入してくるもの。100%大丈夫なんて保証、どこにもないのだ。
駅はデパートやショッピングセンター、高層マンションに囲まれ、どっちがどっちやら方向感覚が掴めない。
取り敢えず地図で当たりを付け、それらしき方角へ歩き出してみる。
(つづく)
[旅行日:2013年5月19日]
[旅行日:2013年5月19日]