既に時刻は19時前だが社務所の開いている可能性は高いと踏み、駄目で元々の覚悟で来た次第。
閉じられた拝殿に向かって参拝した後、社務所へ向かった。
軒先の外灯は消えていたが、部屋の奥から明かりが漏れている。
扉を開けて中に入り、奥に向かって声を掛けてみた。
「ごめんくださーい」
応答がないので、もう一度声を掛けた。
「はーい」
返事がし、奥から神職さんが姿を現した。
「御朱印お願いしたいんですけど」
「いいですよ、どうぞどうぞ」
御朱印帳を手渡して待つこと暫し。
奥に引っ込んでいた神職が戻ってきた。
「すいません、こんな遅くに」
「いえいえ、ご参拝頂きありがとうございました」
社務所を出ると、既に辺りは真っ暗。
夜の神社というのも、なかなかに不気味だ。
こんな遅くに…とは言うものの、まだ午後7時を回ったぐらい。
これが夏なら、まだ日も暮れてすらいない時間だろう。
これが夏なら、まだ日も暮れてすらいない時間だろう。
とはいえ、ここまで日が暮れてしまっては境内の散策も単なる肝試し的なものに終わってしまう。
とりあえず三嶋大社を後にし、来た道を駅へ向かって戻る。