案内板と道を挟んだ向かい側にコンビニがあり、その横から路地に入る。
突き当りに佇む、こじんまりとした宮山駅駅舎。
諸国一之宮の最寄り駅でも、飛び抜けて小さいのではなかろうか?
駅前に食堂や土産物店などはなく、米屋が一軒だけ健気に店を開けている。
むしろこの光景のほうこそ、宮山駅には似合っている気がする。
壮麗ではあるが決して華美ではない寒川神社の結構と、どこか相通じるものを感じたからだ。
てっきり無人駅かと思っていたら、ちゃんと駅員が常駐していた。さすが首都圏の近郊区間だけある。
やがて橋本行きの電車がゆっくりと姿を現し、適度に混雑している車内に身を滑らせ、寒川神社を後にした。
(相模國一之宮「寒川神社」おわり)
[旅行日:2013年5月19日]
寒川神社の記事、一気読みしました!
エッセイ・・・いや、まるで小説の様な文章が心地良くて最後まで読んじゃいました!
やはり寒川神社は寒川駅⇒宮山駅の方が、きちんと参拝した気持ちになる様ですね。
僕は今年、宮山駅出発で歩いたため、何だか横からスルリと寒川神社に入ってしまったかの様な気分になりました。
次は聖蹟桜ヶ丘の小野神社なのですか!!
小野神社から徒歩3分に住んでいた事がるので、また拝見しに来ようと思います。