RJ洲崎01

錦糸町駅4番ホーム。

空は薄く曇り空気は肌寒いが、雨の心配はなさそうだ。

11時24分発の総武本線快速電車「エアポート」に乗り込む。

平日のお昼時とあって適度に空いている車内には、大きなスーツケースを携えた海外旅行客が目立つ。

これから諸国一之宮を巡礼する旅に出ようと思う。

しかも公共交通機関だけを使って。鉄道、バス、船舶、航空機、そして自分の足。

タクシーも一応は公共交通機関だが、あまり使いたくない。

というか、余程のことがない限り使うことはないだろうけど。

一之宮巡礼…略して“一巡”の幕開けは房総半島の先端に位置する安房國一之宮、洲崎神社。

館山駅まで行き、さらにバスに乗り換える必要がある。

12時ちょうど、千葉駅に到着。

内房線に乗り換えるため地下の連絡通路へ向かうと工事中で、元から分かりにくかった駅舎の構造が更に難解さを増している。

案内板を見ては先行く人の後を追ったりして、ようやくホームにたどり着いた。

12時05分発、安房鴨川行き普通列車は先ほどの総武本線とは一転、大層な混み具合。

いくつか車両を覗くが、どれも同じぐらい混んでいる。

そんな中、なぜかポッカリ小さなスペースが空いている車両を発見。

不思議に思いつつもコレ幸いと、そのスペースに身を滑り込ませた。

車中に身を置き初めてナットク。

そこには携帯電話で大声で話をしているイカツいオッサンが大股オッ広げて座っていた。


(旅行日:2012年12月17日)